湯布院の御三家と呼ばれている宿は、亀の井別荘、由布院 玉の湯、山荘 無量塔（むらた）の3つの宿です。
「東の軽井沢、西の湯布院」と呼ばれる湯布院で名実共にトップの宿、今回はその中に一角である亀の井別荘に行って来ましたのでご紹介します。
「お部屋」、「夕食」、「朝食」と３つに分けて記事を書きましたので、それぞれご参考ください。
この記事では「お部屋」をご紹介します。
目次
亀の井別荘とは？
2021年現在よりさかのぼること八十数年昔、後に「大正デモクラシー」と呼ばれる頃、中谷 巳次郎（なかやみ じろう）は「加賀」を出奔して「別府」にはいります。
そこで油屋熊八翁と知り合い、山向こうの「由布院村」に「要人接待用の荘園」を創る仕事を任されます。由布岳の麓に1万坪の樹林草地を買い求めた巳次郎は、村人の手を借りて整地・作庭に入ります。
やがて広い草林にささやかな二棟が完成しました。
大正十年、亀の井別荘の誕生です。
由布院御三家の中で最古の歴史をほこるのが亀の井別荘です。
金鱗湖の近くに広大な敷地には「湯の岳庵」、「茶房 天井棧敷」、「BAR 山猫」、「鍵屋」などといった食事処、BAR、お土産屋など豊富にそろっています。
亀の井別荘館内の雰囲気
場所は金鱗湖付近です。
敷地はとても広く、風情がありました。
フロントは和を感じさせますがモダンな雰囲気です。
フロントにてお茶とお菓子をいただきました。手作りの「さつま金時」だそうで、とても美味しかったです。
お部屋までの通路の途中、象の置物があります。象の向く方向には象が計４体あり、談話室にたどり着くといった小洒落たギミックがあります。
談話室は離れになっており秘密基地のようで心躍りました。
亀の井別荘の名物とも言える１日中入れる（※夜中の１２時に殿方湯と、婦人湯が入れ替わる３０分以外）大浴場も素敵でした。
「星の湯」と「草の湯」があります。
夜中は幻想的です。１人でしたし最高です。
お部屋
亀の井別荘には本館３、離れ９のお部屋が用意されています。詳しくは亀の井別荘HPをご参照下さい。
今回は露天付和室／16番館 （70㎡）に宿泊しました。
小学生:20,900円 ※人数を部屋人数に含める
小児（食事不要、布団のみ）:3,630円 ※人数を部屋人数に含める
小児（食事なし、添寝）0歳～2歳:0円 ※人数を部屋人数に含める
小児（食事＆布団）3歳～5歳:7,920円 ※人数を部屋人数に含める
小児（食事のみ、添寝）2歳～3歳:3,300円 ※人数を部屋人数に含める
では「16番館」のご紹介です。2017年9月にリニューアルしているのでキレイでした。
※ウエルカムドリンクはありません。飲み物もかなり割高なため持参することをオススメします。
紅葉がキレイでした。
お風呂も素晴らしかったです。
トイレも清潔な印象でした。
夕食後布団をメイクしてもらいます。
朝は朝刊が届きました。
まとめ
由布院御三家の中で最古の歴史をほこるの亀の井別荘ですがリニューアルのためお部屋はとてもキレイでした。
夜中でも入れる大浴場は最高でした。１人で入る露天風呂は至福の時でした。
また談話室の隠れ家のような雰囲気は素晴らしかったです。
今回の宿泊で支払った金額です。
●7,200円×２＝14,400円（子供朝夕食×２）
●入浴税300円
所在地： 〒879-5102 大分県由布市湯布院町川上２６３３−１
