湯布院の御三家と呼ばれている宿は、亀の井別荘、由布院 玉の湯、山荘 無量塔(むらた)の3つの宿です。
「東の軽井沢、西の湯布院」と呼ばれる湯布院で名実共にトップの宿、今回はその中では最も新しい山荘 無量塔に行って来ましたのでご紹介します。
「お部屋」、「夕食」、「朝食」と3つに分けて記事を書きましたので、それぞれご参考ください。
この記事では「お部屋」をご紹介します。
目次
山荘 無量塔とは?
無量塔と書いて、むらた。 「無量」とは仏教のことばで、数字で計ることのできない無限のもの「塔」とは建物を意味します。 無量塔という屋号にはお客様の「深い感動」で館内が満ち溢れる宿になりたいとの願いが込められています。
1992年 場所を現在の鳥越地区に移し、旅館「山荘 無量塔」を新規開業
1999年 ロールケーキ専門店「B-speak」をオープン
2002年 蕎麦処「不生庵」、アートスペース「artegio」、チョコレート専門店「theomurata」をオープン
2004年 新館4部屋を増室
2008年 別府湾サービスエリアをプロデュース、運営開始現在に至る
山荘 無量塔が食事処から始まったことに驚きました。
山荘 無量塔館内の雰囲気
多くの方は山荘 無量塔へは車で行かれるかと思います。
到着するとくとスタッフの方が出迎えてくれました。
車と荷物を預かってもらえます。
そのまま館内に案内してもらいました。
館内に入ると写真のようなノスタルジックな雰囲気に懐かしさを感じました。
フロント前にて宿泊について、簡単な説明があります。説明に時間をかけないことにもおもてなしを感じました。
フロントからお部屋に向かう途中にBar(Tans’bar)があります。このTans’barでは宿泊中いつでもコーヒーやお茶、オレンジジュースを無料で飲むことができます。(※ケーキなどは有料)
別記事の「夕食」で紹介しますが、このTans’barはすごく良かったです。珍しいお酒が良心的な価格で飲めます。これだけで価値がありますよ。
館内の簡易地図です。
お部屋までの通路はこのような感じです。静かで趣を感じました。
お部屋
山荘 無量塔には12のお部屋が用意されています。詳しくは山荘 無量塔HPをご参照下さい。それぞれにコンセプトがあり無二の空間です。
お部屋によって宿泊できる人数が異なる(または子供不可)ので宿泊の際はよく確認してください。
朝食は2,000円(2,530円)※大人と同様
夕食は3,000円(3,795円)、5,000円(6,325円)からお選びください。
今回、ぼくらは夫婦と子供2人の計4人でした。4人で宿泊かつ子供可であるお部屋の中でチョイスしたのは「袍」1人54,000円(68,460円)というお部屋です。※( )内はサービス料・消費税・入湯税込みの料金です。
ちなみに1番人気の部屋は「暁」というお部屋です。2名までの宿泊なので条件が合う方は是非狙ってみて下さい。
では「袍」のお部屋の中です。(※2階まであります。)
玄関は趣があります。
履物は長靴までありました。
リビングです。
高級感があるのですが、懐かしく温かみがありました。
天井の立派な木の梁が素晴らしいです。
お茶と茶菓子です。
和室は12畳あります。とても広かったです。
夜はこの和室にて「夕食」をいただきます。
また、布団を敷いてこの部屋で寝ることもできます。
リビング、和室の両方からウッドデッキに出ることができます。
トイレです。やはり綺麗なトイレは重要ですので一応写真をアップしておきます。
1階と2階両方にトイレがあります。
洗面所と内風呂です。
アメニティーです。
子供のおもちゃまで用意してくれていました。
こういう心遣いとてもありがたいです。
さて、気になるお風呂はこんな感じです。
目の前は森、神秘的で素晴らしかったです。
温泉の温度も少しぬるめで個人的にはちょうど良かったです。長い時間温泉を楽しめました。
階段で2階に行きます。
2階には寝室とトイレのみです。
寝室にもテレビがありますので、フロントで借りることができるDVDを寝転がって見るのもいいですね。
その他の置物や絵が雰囲気を出していました。
ちなみに次の日の朝は朝刊が届きます。
細かな気遣いがさすがです。
まとめ
憧れの山荘 無量塔に宿泊することができて幸せでした。
お部屋にはこだわりやセンスを感じ、おもてなしも含めさすがと言ったところです。
別の記事にまとめた「夕食」、「朝食」含めて最高でした。
ちなみに今回の宿泊で支払った金額です。
●2,530円×2=5,060円(子供朝食×2)
●3,795円×2=7590円(子供夕食×2)
●1,900円(夕食 日本酒)
●3,170円(Bar ウイスキー、チョコレート)合計 154,640円