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商品説明
竹中缶詰 天の橋立 子持ちししゃも油づけ(税込530円)のご紹介です。
このシリーズは京都・竹中缶詰の製品です。コンセプトは「中身がみえないからこそ品質にこだわる」だそうです。
実際にここの商品は缶詰の中でも随一のクオリティだと思います。金額さえ目をつぶれば・・・言っても缶詰の中では高めの金額という感じです。
樺太ししゃも(英名:キャペリン)に、軽く塩を効かせて油づけにしたのが「竹中缶詰 天の橋立 子持ちししゃも油づけ」です。
樺太ししゃもとはなにかご存知ですか?
最初に言っておきます「樺太ししゃも」と「ししゃも」は全く違います。生物学的にも完全に違う魚です
「ししゃも」は日本特有の魚で「本ししゃも」といいます。北海道の太平洋岸にのみ生息します。釧路産の「本ししゃも」は美味しくて有名です。10~11月に漁獲されます。
※http://www.gyokyou.or.jp/引用
一方、「子持ちししゃも」として販売されている魚は、外国から輸入されたもので「樺太ししゃも」又は英名で「キャペリン」といいます。主に卵を持ったメスの需要があるので、オスは市場にあまり出回りません。
「樺太ししゃも」極北海域の深度725m以浅に主に生息しています。なので樺太(北海道の北に位置するロシア連邦の島)の名がついているんですね。
※http://www.gyokyou.or.jp/引用
味の違い
身は「本ししゃも」のほうが身の付が良く、脂がのっていて純粋に美味しいです。しかし、「樺太ししゃも」は身ではなく、卵が美味しい魚です。魚卵が好きなのであれば「樺太ししゃも」でも全然満足できます。
※「本ししゃも」にも子持ちがありますが、「約1ヵ月半しか漁れない」ため北海道以外ではなかなか食べることは出来ないです。さすがにぼくも食べたことが無いです。
さて、この缶詰で使用されているのは「樺太ししゃも」です。魚卵に注目してレビューしていきます。
ではレビューです。
商品外観
パッケージから高級感を感じます。
原材料には余計なものは入っていません。
竹中缶詰のオイルは「綿実油」です。「大豆油」より高価です。こだわりを感じますね。
「綿実油」、「大豆油」は共にオメガ6の脂肪酸でる「リノール酸」です。ヒトが体内で合成できない「必須脂肪酸」でもあり、ある程度は食材から摂取する必要があります。しかし、善玉コレステロールを低くしてしまうので、摂りすぎには注意するとともに、高品質なものを摂取することが大切です。
竹中缶詰は国産の高品質な「綿実油」を使用していますので、安心して食べることが出来ます。
では開けてみます。
開けてみると9匹のししゃもが入っていました。少し小ぶりな印象です。
いつみても「天の橋立」シリーズの缶詰は綺麗に並んでます。女性の方でも抵抗なく食べることが出来そうですね。
月桂樹の葉(ローリエ)がうまく臭みを消しているのも「天の橋立」特徴です。
中にはちゃんと卵がつまっていますよ。実は魚卵とオイルは相性がいいんです。最近では明太子の缶詰もありますしね。
では実食!
評価まとめ
これは普通にししゃもです(笑)
しかし、ししゃもの卵とオイルとの相性はやはり抜群で何本も食べ進めていくと箸がとまらない自分に気づきました。
飽きずに食べ続けられるという、つまみの大切な条件を満点でクリアしています。インパクトはないですが実に美味しい缶詰です。
ぼくは大好きで、何度もリピートしています。これはオススメです。
評価です。魚卵が好きな方にはオススメです。油づけとの相性はかなりいいですよ。
★★★★☆
相性の良いお酒
ダントツでアイラ系のスコッチです。個人的にはラフロイグやアードベッグあたりの強ピート系!
はやりピートのきいたウイスキーと魚介系の缶詰の相性は抜群です。ちなみにアイラ系のウイスキーはハイボールにしても抜群に美味しい。
お酒の弱い方や、ピートが苦手な人でもハイボールならいけますよ。是非お試しください。
その他は日本酒、焼酎