缶つま極 気仙沼産ふかひれ これは残念!10000円は高すぎる

缶つまには「缶つま極」という最高峰のシリーズがあります。

このシリーズは国産の最高級食材を贅沢に詰め込んだ至極の缶つまです。

この「缶つま極」には以下の6種類があります。

  • 缶つま極 たらばがに一番脚肉水煮 金箔入 10000円(税抜)
  • 缶つま極 松阪牛大和煮 5000円(税抜)
  • 缶つま極 三重県産あわび水煮 10000円(税抜)
  • 缶つま極 気仙沼産ふかひれ 10000円(税抜)
  • 缶つま極 北海道利尻島むしうにエゾバフンウニ 7000円(税抜)
  • 缶つま極 北海道利尻島むしうにキタムラサキウニ 5000円(税抜)

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どの缶詰もとても美味しそうですが、5000~10000円(税抜)もする最高級缶詰です。なかなか気軽に購入することはできませんね。

今回の記事ではシリーズ中の

缶つま極 気仙沼産ふかひれ 10000円(税抜)

のレビューをしていきます。

商品説明

缶つま極 気仙沼産ふかひれ 10000円(税抜)

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商品説明には世界でも有数のふかひれ生産地である気仙沼。気仙沼産が有名且つ高級品として扱われているのはその加工技術の高さ故といわれています。気仙沼港に水揚げされたヨシキリザメのひれだけを厳選し贅沢に使いました。肉厚なふかひれの心地よい食感をお楽しみください。※数量限定販売とあります。

中国三大珍味の1つでもあるフカヒレですが、何故高級食材とされているのでしょうか?
フカヒレが高級食材だと言われる理由は、その希少性の高さです。

ご存じの通り、フカヒレとはサメのヒレを乾燥させたものを言います。サメの種類は約400にものぼりますが、日本の中華料理店などではヨシキリザメやモウカザメ、メジロザメなどのヒレを使用する場合がほとんどです。

1匹のサメからは、尾ビレと背ビレ、第二背ビレ、尻ビレが1枚ずつ、腹ビレと手ビレは2枚ずつ、合計8枚のヒレが取れます。フカヒレにあたる部分は、なんとサメ本体のわずか0.5〜1%程度と言われています。

サメ1匹からほんのわずかしか取れない希少性の高いものだからこそ、高級食材として扱われているのです。レストランのメニューや価格帯に合わせてどの部位のヒレを使用するかが異なりますが、主に尾ビレ、背ビレ、手ビレが用いられる傾向にあります。中でも人気なのは、ヨシキリザメやモウカザメの尾ビレです。

フカヒレは栄養価が高い食材としても有名です。
フカヒレは80%以上がタンパク質で構成されています。フカヒレを食べることでタンパク質の一種であるコラーゲンもたっぷりと摂取することができます。

また、フカヒレには骨を丈夫にするカルシウムやマグネシウム、さらには新陳代謝や貧血にも効果のある鉄や亜鉛、軟骨を形成するコンドロイチンも含まれています。フカヒレを食べることで美しさを保てるだけでなく、疲労回復、関節痛の緩和など、さまざまな効果・効能が期待できます。とりわけ、近年女性の間では美肌食として注目されています。

なぜ気仙沼産のフカヒレは有名で高級品なの?
サメの水揚げ量が日本一であるため、多くのフカヒレの中から特に質の良いものを選べること、さらに加工技術が優れているからです。

宮城県にある気仙沼は島と半島にかこまれた天然の良港です。昔から、たくさんの近海延縄船が気仙沼を母港とし、操業していました。

近海延縄船の安定したサメの水揚げをうけて、長年、サメを加工する業者が工夫し、互いに競争し合って加工技術が発展した結果、このような利用形態ができあがっています。資源を無駄なく使おうという、世界でも珍しいサメの総合活用です。
加工技術の高さ、無駄のない資源利用が貴重なことから、いまでは、世界一の品質のふかひれは気仙沼産と言われるまでになっています。

さて、前置きが長くなりましたが、今回ご紹介する缶つま極 気仙沼産ふかひれ

10000円(税抜)もする超高級缶詰です。買うのは勇気がいりますが、楽しみですね。

ではレビューです。

商品外観+中身

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高級感があります。

では開けてみます。

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繊維が太く身が厚いため、尾びれがメインになっています。姿煮などに最適です。

では食べてみます。いざ、実食!

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評価まとめ

これは、かなり、ひどいですね・・・

単純に味付けが悪いです。甘みもなく、中途半端な酸味が下に残り、極付けは風味の悪さです。

食感こそ、しっかりとフカヒレのよさが生きていますが、その他はかなり厳しいですね。これで10000円は、正直凹みました(笑)

評価

これはさすがに10000円出すに値しません。この値段ですので、もう少し味付けにこだわってほしいです。

合う酒

日本酒、焼酎

 

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