K&K 缶つまPREMIUM ぼんじり 直火焼き 缶詰で初めて「焼き」を感じた

商品説明

K&K 缶つまPREMIUM ぼんじり 直火焼き510円(税込551円)のご紹介です。

商品説明に「北海道産鶏の希少部位『ぼんじり』を、しょうゆ味のタレに漬け込み、直火で焼き上げました。ほどよい脂と香ばしい風味がおつまみにぴったりの一品です。」とあります。

ぼんじりとは?

鶏肉の尻尾(テール)にあたる部分です。尾骨のまわりについているわずかな肉が、「ぼんじり」と呼ばれている部分です。

1羽の鶏から少量しかとれない部位なので希少価値が高く、スーパーなどではあまり見かけませんね。

ぼんじりは、尻尾の骨の付け根についている、三角形の形状をしている肉なので、「ぼんじり」のことを「さんかく」と呼ぶこともあります。

雌は卵を産むため、おしりの筋肉が雄よりも発達しているため、
コリコリとした食感で噛みごたえがあります。

また、ぼんじりは鶏の部位の中でも最も脂がのっていて、鶏のトロと言えるほど、ジューシーでとろけるような口当たりです。

しかし、そのジューシーさのため脂質が多く、鶏の部位としては「鶏皮」の次にカロリーが高いです。

また、「ぼんじり」は処理がなかなか大変です。以下のような処理が必要です。

  • 油壺 油壺黄色い豆のような形のもの 2つ。匂いが強く癖があるということで取り除く。
  • 骨をとる
  • 羽をとる ものによっては羽(ストロー状の管)が残っていることがある。

処理が大変ですが、「ぼんじり」はとても魅力的ですね。

さっそく、パッケージを見てみます。

商品外観+中身

醤油ベースの味付けです。

湯煎が推奨されています。正直、缶詰で湯煎は面倒ですね。

湯煎時間の目安は沸騰した湯で5分ほどです。

開けてみます。

もっと脂っこい見た目かと思いましたが、固形化した脂もなく。上手に脂が落ちているようです。

では、実食!

評価まとめ

ぼんじりは、焼くときに強火だと表面が焼き固まって脂が落ちず、お肉が油っこい仕上がりになります。
弱火でじっくり焼くと、皮がカリッとして程よく脂が落ちます。

「K&K 缶つまPREMIUM ぼんじり 直火焼き」では見た目通り、本来脂っこい「ぼんじり」であるにもかかわらず、しつこい脂っこさは感じません。上手に焼いています。

味付けは甘さ控えめな醤油ベースです。「ぼんじり」のうまみがしっかり味わえます。

へたな焼き鳥やの「ぼんじり」より美味しいと思います。

炭火焼を謳っている缶詰で「炭火焼」を感じるものは少ないのですが、この缶詰は見事に感じることができます。

評価です。

「ぼんじり」の炭火焼を表現するのは缶詰ではなかなか難しいと思いますが、この缶詰では見事にクリアしています。とても美味しいです。

しかしながら、「ぼんじり」そのものは安価です。そのため、かなり割高だと感じてしまいます。もう少し金額が安ければ評価はもっと上がります。

★★★☆☆

合う酒

ビール、レモンサワー、ハイボール

 

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