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杵築の住吉浜近辺と言えば牡蠣小屋、でもそれだけじゃない!
杵築の住吉浜周辺は牡蠣小屋で有名です。
ぼくは牡蠣が大好きなので冬になると足しげく杵築の牡蠣小屋に行きます。杵築の牡蠣の情報を以下の記事にまとめていますので、冬に牡蠣小屋に行く方は是非ご覧ください。
どの記事よりも詳細にまとまっていると思いますので、絶対参考になると思いますよ。
●「決定版 杵築 牡蠣 購入するならどこがオススメ? お持ち帰り用」
あと、生牡蠣が好きな方はこの記事もお勧めです。大分の記事ではないですが、絶品の無菌牡蠣「的矢牡蠣」です。無菌だけにあたることがないですし、めちゃめちゃ美味しい三重の牡蠣です。オススメです。
●絶品 的矢かき 三重県の無菌ブランド牡蠣 安心安全の美味しい生食用牡蠣
話を戻します。
牡蠣小屋に行くついでに住吉浜周辺のお店にも、ちょこちょこ行って気付きました。
「牡蠣だけじゃない・・・杵築は・・・」
かなり魅力的なお店がたくさんあるので、その中でもぼくのおススメをいくつか紹介します。
夏なんかは住吉浜にドライブもいいですよ。是非ご参考ください。
住吉浜近辺オススメグルメ(お食事処)
住吉浜近辺だと、「魚市魚座」さんが有名ですよね。美味しいものはありますが、全体的に少しお高めです。
また、高城に本店を構える「元禄うどん」の杵築店も有名です。平日でも駐車場が足りないくらいです。
高城本店で修業された方が営んでいます。
「元禄うどん」はさすがに美味しいですね。
すっきりとしていて塩気の強い出汁は他にはないクオリティです。
今回ご紹介するのは、このような有名店ではなく、杵築市街の人はあまり知らないようなお店です。
かなりいいと思いますよ。
杵築ラーメン 清新停本店
国道213号から横にぬけたところにあります。この曲がるところがかなりわかりにくいですが、目印の旗があります。
お店はこのような感じ。地元では有名店ですのでかなり繁盛しています。
平日でもお昼時は駐車場が足りていません。
昔からある中華料理屋さんのようなかんじです。
中に入りますと・・・
カウンター8席、座敷席が6テーブルあります。子供連れでも大丈夫です。
メニューです。
ラーメン1杯800円とかするようなボッタクリ価格に慣れているぼくはあ1杯500円のラーメンがとてつもなく安く感じます。でも昔は大体ラーメンはこんな値段でしたよね。たぶんこれが適正な値段です。麺の原価・・・
それはさておき、オススメは「杵築ラーメン」500円と「タンタンメン」650円ということです。
先に言っておきますが、ラーメンは普通に美味しいです。それよりもチャーハンが最高に美味しいです。
昼はランチセットがA、B、Cとあり、お得です。
では写真です。
杵築ラーメン
正統派のとんこつラーメンです。
スープはさらさらしています。匂いもあまり強くなくすっきりとしたとんこつスープです。
細めんがいい感じです。正統派あっさりとんこつラーメン・・・うまいです!
タンタンメン
まろやかなゴマの香りと香辛料の香りで食欲が増します。
スープのベースは杵築ラーメンと同じくあっさりとんこつです。
チャーシューを細かくしたものと挽肉がは入っています。
麺も同じものが使用されています。
ごまのコクによってスープがまろやかになっていますので、辛みはそこまで強くないです。
これも美味しいです。素朴で懐かしいラーメンたちです。
餃子
餃子も美味しいのでご紹介します。
かなり小ぶりです。
絶妙な焼き色ですね。餃子が小さいので焼き色と焼き加減はなかなか難しいと思うんですよね。さすがです。
使われているのはキャベツ、挽肉、ニンニクです。
とくにニンニクの香りが強く、インパクトがありましたね。酢醤油をつけずにそのままでも美味しい餃子です。
これでビール飲めたら最高ですね。
チャーハン
これは美味しいですね。もっと有名になってもいいくらいです。
見た目でぱらぱらしているのがわかりますよね。ご主人が中華鍋をリズムよく振ってつくります。しっかり直火日にあてながら作られていますよ。
あえて言いますが、パラパラだからといって美味しいとは限らないのがチャーハン・・・あまりまずくなることも少ないですが、めちゃめちゃ美味しくなることも難しい・・・それがチャーハンです。
味付け、直火で炒める技術、実は美味しいチャーハンって難しいんです。
一口目で思うはずです。「うまい」と
味付け、食感、すべてが好みでした。
杵築ラーメン
杵築漁菜館
杵築の牡蠣小屋でもっとも有名な「牡蠣の家」のとなりにあるのが、この漁菜館です。
杵築市生活研究グループのおばちゃんたちが営むお店です。
あまりにインパクトがなさすぎて飲食店なのかも疑わしいレベルの外観ですが、ここは美味しくてボリュームがあってコスパがいい定食がたくさんあるんですよ。
また、杵築は中津にも勝るとも劣らないほど鱧(ハモ)が捕れることで有名です。
漁菜館では灘手漁港で捕れた新鮮な魚はもちろん、杵築のハモをお手ごろに食べることができるのも魅力です。
店内です。
写真のようなテーブル席が4つです。子供連れは厳しいです。
メニューです。
お店の外観とは裏腹にメニューは作りこまれています。これが杵築生活研究グループの力ですね。(笑)
漁菜館では何を食べても美味しいですが、今回はぼくのおススメである、※「鱧カツ丼」750円(税抜)をご紹介します。
※鱧カツ丼は3番人気、1番人気は鱧重定食1300円(税抜) 2番人気は漁師丼630円(税抜)
15~20分ほどで出来上がります。
かなりボリュームがあります。
鱧を一番おいしく食べるには揚げるのがいいのではないのかと思うくらいに美味しいです。
また、割り下も美味しいです。味付けはばっちりですが、普通に注文するとめちゃめちゃツユダクになりますので、事前に汁を少なめに注文するといいかもしれません。
もう一つ面白かったのが、定食の味噌汁が城下町・杵築の郷土料理である「武者汁」だったことです。
ほんの少しのことですが、杵築の文化に触れることができることもポイント高いですよね。
住吉浜近辺オススメグルメ(デザート・お土産)
お腹が満たされたのであれば、次は食後のデザート、はたまたお土産ですよね。
これも厳選してご紹介します。
炭火キッチン・こよし
これまた213号線からかなり入り組んだ民家の中に民家で営んでいるお店です。
炭火で焼いたたい焼きが美味しいです。
気になるお店です。
完全にお家です。近づいてみますと・・・
ここがお店です。お客さんが来ると窓を開けてくれますのでご心配なく・・・
メニューです。
基本的にはたい焼き「あずき」、「しろ」ともに130円がメインの商品です。
その他はご主人の気まぐれでオリジナルのカレーやハヤシライスを提供しています・・・が、これは家庭の味の範疇を超えてないですね。
あとは第1木曜日限定で「わらび餅」を販売しているらしいです。ぼくはわらび餅にはうるさいですから、一度食べてみたいです。ちなみにオススメわらび餅屋とわらび餅についてよくわかる記事を下に載せておくので、興味のある方は見てみてください。
またまた話がそれてしまい、すみません。
一応、炭火キッチン・こよしの敷地内にテーブルと椅子がありますので、ここで商品を食べることもできます。
実際のたい焼きです。
袋が可愛いですね。
持ち帰り用でも美味しく食べられるように温め方を記載した紙が入っています。
1、まず、お皿にたい焼きをのせて、ラップをかけてレンジで約1分
2、つぎに、たい焼きだけをオーブントースターに入れて約1分半
あつあつでパリッと香ばしい焼きたてのおいしさに!
原材料ですが、あずきには十勝産小豆、しろには北海道産大手亡(白いんげん)が使用されています。
たい焼きです。
上があずき、下がしろです。
小ぶりですが、ずっしりと重さがあります。
断面です。
パリッ、モチっとした生地にしっかりあんこが詰まっています。あんこはつぶあんです。
生地とあんこの量のバランスがよく、炭火の香ばしい風味が印象的です。
美味しいですよ。
末廣丸
漁師直販店の「末廣丸」です。
なんといっても「しらす」が有名です。
生しらす(生ちりめん)
その中でも今回ご紹介したいのが生しらすです。
末廣丸ではゴールデンウイークうをすぎたあたりから生しらすの漁が始まるようです。
生しらすは足が早く、食べられるのは獲れたその日のうちです。もっと言うと獲れて5時間以内がベスト。
また漁によっては取れない日もあるため、実は結構レアな食べ物です。
そんな生しらすが入荷したと、連絡がありました・・・
そうなんです!末廣丸では生しらすが予約できます。
実際に購入した生しらすです。
100gあたり100円です。つやつやとしていて新鮮です。
さっそく、生しらす丼を作ってみました。
下処理です。
ボウルにたっぷり水をいれて、氷をいれて氷水を作りましょう。
しらすを投入し優しく洗って水をきりましょう。なるべく冷たい水で洗うことが鮮度を保つコツです。
生しらす丼の作り方は簡単です。ご飯に生しらすをのせて、お好みでネギ、生姜をのせて最後に卵黄をのせて醤油をかければ完成です。
卵黄は、後にご紹介する「日出の誇る激ウマ卵の蘭王の」を使用しました。
オーソドックスにこの生しらす丼もいいですが、ぼくのオススメは生しらすユッケ丼です。
ごはんに生しらす、白ごま、卵黄をのせます。
これに特製のタレをかけます。
作り方
- 醤油:大さじ1
- ゴマ油:小さじ1
- 砂糖:少々
- ニンニクチューブ:2㎝ほど(お好みで)
- すりごま:少々(なくてもよい)
以上を混ぜ合わせるだけです。
これは、たまげるくらい美味しいです。
なかなか鮮度のいい生しらすは手に入らないですが、是非食べていただきたいです。
どうしても生しらすがほしいのであれば、前述しましたが、予約がオススメです。
あと、持ち得る際に、なるべく低温を維持したいです。本当に生しらすはすぐ鮮度が落ちますから・・・
ぼくの住んでいるところから末廣丸までは片道1時間以上かかります。
そんなぼくが使っているのが世界最強のクーラーボックス(マジです)オルカです。maid in USAの凄まじいやつです。なんたって氷が10日間溶け切らないです。さらに、熊でも壊せません。
実際の、氷は3時間ほどでもまったく溶けず、生しらすはキンキンに冷えたまま持ち帰ることができました。
今後くるであろう大地震のためにも備えておくといいかもですね。サイズもたくさんあります。
しらすソフト
末廣丸のもう一つ看板商品であるしらすソフトです。
これ、ぼく的には人生で最も衝撃的なソフトクリームでした。
とりあえず写真です。
黒色の点々があり、若干のつぶ感があります。一見おいしそうですよね。
これは衝撃でした。写真の突起物?ですが、そのままのしらすです。
しらすがそのまま、ごろごろと入っています。
味も塩気があり、最終的にしらすが口の中に残ります。
かなり、面白いですね。ただ全部食べ切ることは不可能でした。(笑)
蘭王 直売店
蘭王とは?
卵黄へのこだわり
赤色パプリカを与え、鮮やかなオレンジ色の黄身が特徴です。こだわりの配合飼料を与え、コクと旨みを高めています。鶏の嗜好性を高め、安定した餌の量を食べることを促します。
卵白へのこだわり
乳酸菌や海藻粉末で臭みのないたまごに仕上げています。乳酸菌などは、鶏の腸内細菌を活発にさせる働きがあります。
卵殻へのこだわり
たまごの殻を強くするため、カニの殻・カルシウムなどを与えています。カルシウムは鶏のストレスを緩和させ、体調の良い状態を保ちます。
化学物質は一切使わず、自然の力で徹底管理しています。
時間、温度、保存条件に細かく気を使い、※HACCP(ハサップ)で常に衛生管理と品質管理をしています。
※HACCPは安全性の代名詞であり、 食品を製造する際に工程上の危害を起こす要因を分析しそれを最も効率よく管理できる部分を連続的に管理して安全を確保する管理手法です。
要するに安心安全ですごく美味しい卵です。
杵築(住吉浜近辺)から213号線で日出に向かう途中、左手に写真のような無人?っぽい小屋があります。
これ、蘭王の直売店です。。
たまご直売
の文字でわかると思います。
なかなか寄ろうとは思わない風貌ですが、勇気を出して寄ってみました。
先に言います。無人ではありません。
ドアをあけるとちゃんと人がいます。
店内です。
1パック(10個入)350円(税込)、1箱(80個入)であれば少しお得に2500円(税込)で購入できます。後ほどご紹介しますが、卵黄卵かけ醤油は1本400円(税込)で販売しています。これがまた、ウマいです。
さて、では早速購入した卵黄でTKG(卵かけご飯)をいただきましょう。
ちなみに、生みたての卵は炭酸ガスがはいっています。この炭酸ガスが徐々に抜けることで卵は成熟するため、最も卵を最も美味しく食べれるのは産卵から5日目以降なんです。蘭王はそこも加味して出荷されています。
では、のっけからご飯に乗せちゃいます。
このオレンジ色・・・きれいです。
つぎに、これをかけます。
蘭王との相性を考えて作られた専用TKG用醤油・・・といっても普通の卵にかけても抜群に美味しいです。これおススメです。
さて、醤油をかけます。
最初は少なめで、蘭王の美味しさを感じてください。
これは本当に美味しい卵です。濃厚でクセがないです。健康な鶏が生んだ卵というのが一瞬でわかると思います。
一応、インターネットでも購入できます。
まとめ
広大な杵築市は魅力的なグルメが多いですね。
遠くても、何度でも足を運びたくなるところです。
この記事があなたのドライブや観光のお役に立てれば幸いです。