田嶋鮮魚店 料理人御用達 大分市で絶対行くべき鮮魚店 

「食を語るなら自分の中で最高の精肉店と鮮魚店の情報を持て!」と・・・昔ある料理人に言われました。

今でもその言葉は確信をついていて、間違いのない格言であったと思います。

信頼できる「鮮魚店」と「精肉店」を知っておくと、なにかと便利ですし、美味しいものが手に入りますよ。

さて、今回はぼくが通うオススメ鮮魚店のご紹介です。

田嶋鮮魚店

早速、お店の名前です。

その名も「田嶋鮮魚店」

世の中には「グルメ御用達の〇〇」ですとか「セレブ御用達の〇〇」といったフレーズがありますよね。いかにも「美味しいんだぞ!」と言わんばかりに・・・しかし、ぼくは少し疑問を感じます。

なぜなら、「何をもってグルメなんでしょうか?セレブのみなさんは本当に神のような舌をもっているのでしょうか?」

ね?謎ですよね?それよりもっと素晴らしいフレーズがあります。

「料理人御用達」

これは間違いないですよね?

「料理人」・・・それはビジネスです。しのぎを削ってます。己の舌がバカだとやっていけないです。また利益も大切!

要は「料理人」は本当に美味しくて割安なものしか仕入れないんです。

大分市の、鮮魚店をめぐりました。やっと出会えました。「料理人御用達の素晴らしい鮮魚店」それが「田嶋鮮魚店」です。本当に多くの料理人の方がここで購入しています。たまにお店で会いますしね。

そんな「料理人御用達」の鮮魚店「田嶋鮮魚店」の凄さを今回の記事で存分に語ります。

お店 外観 内観

まずお店です。

びっくりするくらいわかりにくいところにあります。

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※2019年6月現在写真のような改装は終わり、きれいな外観になっています。

所在地: 〒870-0008 大分県大分市王子西町9−11

線路の横にセブンイレブンがあります。その向かいです。

え?野菜売ってない?鮮魚店だよね・・・

はい、野菜屋(みたてや)と共同で店舗があります。みたてやはコスパ良いです、質も値段相応といった感じです。たまに掘り出し物があります。

「田嶋鮮魚店」の店内です。

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今朝、市場から仕入れた「厳選された魚介類」が並びます。パックの刺身や、魚の切り身や、ぼくのオススの「シジミ」、その他加工品など季節によって販売されています。

しかし、「田嶋鮮魚店」でのオススメは、その場で「お造り」にしてもらうことです。鮮度のいい魚を選びその場で「お刺身」にしてもらってください。パックの刺身を買うのとはだいぶ変わります。

「刺身はさばきたてじゃなく熟成魚が好きなんだ!」という方は、「切り身」にしてもらって、ご自宅で熟成させてください。インターネットにそれぞれの魚に応じた熟成方法の情報が沢山あります。

田嶋さん(店主)は親子で経営されていて、親子共々どちらもとても気さくで、いろいろと魚のアドバイスをしてくれる親切で面白い方です。おそらくこの店主「田嶋さん」が好きになると思います。

おすすめの品

お造り 刺身

今回、「白身魚のお造り」を注文してみました。

「田嶋鮮魚店」では予算に応じた予約ができます。冬は「ふぐ」が格安で手に入りますよ。もちろん「お造り」にしてもらえます。当然「ふぐ調理師」は取得されています。

「お造り」の写真です。

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内容は

  • 城下カレイ(姿)
  • 真鯛
  • アオリイカ

 

「城下カレイ」は、大分県速見郡日出町で漁獲される高級魚ですね。「マコガレイ」です。

別府湾に面する高台に建つ日出城(暘谷城)の城の下にある海岸付近では海底の数箇所から清水が湧き出て、付近の海域は塩分濃度の低い汽水域となっていため、この海域で海水性・淡水性のプランクトンを食べて成長するマコガレイは、肉厚で、頭が小さく、尾ヒレが広く角張っていないといった形態上の特徴を有し、泥臭さがなく、味は淡白かつ上品であることで知られており、城の下で獲れることから「城下かれい」と呼ばます。

旬は5月~7月ですが、実は年中食べることが出来ます。丁度2月の終わり位から、少しずつ身がついていきます。

まあ、正直2月の「城下カレイ」より、冬はヒラメの方が美味しいです。(笑)

しかしながら、こんな高級魚をサラッと入れてくるあたりにセンスを感じます。

夏から秋は、びっくりするくらい新鮮な「関アジ」が格安で手に入ります。

最高ランク 北海道産 真鱈の白子

今回1番紹介したいモノです。

冬になると、「田嶋鮮魚店」に何度も予約して購入しています。

「北海道産 真鱈の白子」(オスの鱈の精巣)

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真鱈の白子にはランクがあります。

  • 4特:白い、羽(ヒダ)がとても大きい、鮮度が良く身が解けていない、生食可
  • 3特:ある程度白い、羽が大きい、鮮度が良く身が解けていない、生食可
  • 2特:やや赤みがある、羽が大きい、生食は推奨されない
  • 特:やや赤みがあり、取り出す際に胆嚢液などが付着していることもある、羽が小さい、生食は推奨されない

「特上」と表記があり、生で食べられるものは「特3及び4」です。しかしながら「特4」は滅多にお目にかかれません。特に大分では・・・

しかしながら!

今回、僕が予約をしてまで手に入れたのは「北海道産真鱈の白子特4」です。白くて羽がめちゃめちゃ大きいですよね。身も全く溶けていません。鮮度ばっちりです。

ちなみに「鱈」には「真鱈」と明太子で有名な「スケトウダラ」がいます。どちらも白子が獲れます。

この両者の白子を比較すると、体が大きい分「真鱈」の白子が大きいですし、羽が厚いです。当然「真鱈の白子」のほうが美味しいです。

よく「田嶋鮮魚店」で「真鱈の白子」を購入しますが、こんなの初めて見ました。

店主の「田嶋さん」も久しぶりにここまでの品が入ったと言っていましたから・・・

気になるお値段ですが、1kgでなんと3000円

半端じゃなく良心的な値段ですよ。インターネットの通販で白子を買うのがいろんな意味でばからしくなります。

生でも食べれる「白子」をGETしたので料理してみました。

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男の料理ですので、見た目はご了承ください。

定番の「しらこポン酢」と「しらこ天ぷら」です。

この羽見て下さい。熱を通すことによって立ってきます。鮮度の良い証拠です。

個人的な意見ですが、このランクのものだと「白子ポン酢」より「天ぷら」や「焼き白子」がおすすめです。本当にびっくりするくらい美味しいですよ。

まとめ

いつも面白い魚介類が品ぞろえされています。店主の「田嶋さん」も気さくな方なので気軽に相談に応じてくれます。

また、予約も可能です。

なにより、サービスが最高です。いつも、なにかしら「おまけ」で頂いています。

今回は「しらこ天ぷら」をすると言ったら、獲れたての「大分県産ワカサギ」を頂けました。いつもありがとうございます。「ワカサギ」も天ぷらにして美味しくいただきました。

とてもオススメな鮮魚店ですので、是非行ってみてください。

田島鮮魚店

所在地: 〒870-0008 大分県大分市王子西町9−11

電話: 097-538-2667

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