大分県ハードパン対決 引き算VSコムギヤナカシマ 美味しいのはどっち?

大分県でも「オシャレ」「美味しい」パン屋代表の「引き算」「コムギヤナカシマ」

この2店はお店のコンセプトや看板商品が異なります。

「引き算」:「食パン」

「コムギヤナカシマ」:「ハードパン」

正直、食パンにおいては「引き算」の勝利です。あのモチモチ感と小麦の風味はすごいです。

では、「ハードパン」は?「コムギヤナカシマ」の圧勝?

これは実際に食べ比べしたことないですよね?おそらく大半の人が、口コミなんかのメディアに流された判断をしているはずです。

ぼくは、それでは気がすみません。

実際に、その場で食べ比べないと、そんなこと分かりっこないですからね。

この記事では「引き算」「コムギヤナカシマ」の「ハードパン」を比較していきます。

ハードパンとは?「ソフトパン」「セミハードパン」もあの?

パンには「ソフトパン」「セミハードパン」「ハードパン」があります。

「ソフトパン」:クラスト(外皮)とクラム(内側)のどちらもやわらかく、一部食事パンになるものもありますが、お菓子のような甘いパンが多いです。・・・バターロール等

「セミハードパン」:ソフトパンとハードパンの間のかたさのパンです。・・・食パン等

「ハードパン」:クラストが堅く、パリッとした食感のパンです。シンプルな材料でゆっくり発酵させて、風味を引き出して作ります。 ・・・フランスパン等

ハードパン対決

この記事では「ハードパン」対決ということで、比較対象は「フランスパン」「あんバターフランス」です。

何故この2商品での比較なの?
2店で共通の商品が「フランスパン」(バゲット)と「アンバターフランス」のためです。

フランスパン対決

フランスパンには、バターや卵、砂糖が使われていません。小麦粉、酵母、食塩、水のシンプルな材料のみで作られています。
フランスパンの皮が硬いのはそなためです。

フランスパンはその分量割合や成形方法の違いによって異なる名前がつけられていて、沢山の種類があります。

以下にフランスパンの種類をまとめます。。

  • バゲットフランス語で「棒」や「杖」を意味します。細長形状のためパリッとした焼き上がりが特徴です。
  • バタールバゲットと同じ生地を使用しています。フランス語で「中間」という意味で、バゲットより長さが短く太さがあり、焼き上がりはモチっとした食感です。
  • パリジャンバゲットに比べ太さがあり、長さも長めです。最も大きいフランスパンです。
  • クッペクープ(切れ込み)が1本だけ入ったパン。太く短く作られます。
  • ブールボール状のフランスパンで、表面にはクロスしたクープ(切れ目)が入っている。ブールとは「ボール」の意味だそう。パリッとした皮の中に、しっとりした生地を多く含んでいます。
  • フィセルバゲットと同じ生地を使っている、「ひも」という意味のフランスパンです。小型のパリジャンのような形をしています。
  • エピ「麦の穂」という意味がある「エピ」は、その名の通り麦の穂のような形が特徴です。バゲットと同じ生地に交互に切れ目を入れて、切れ目を開いて成形します。「ベーコンエピ」は有名ですね。
  • パン・ド・カンパーニュ「カンパーニュ」は田舎という意味。ドーム型の大きめのフランスパンで、重さがありずっしりとしています。

では今回比較する2点のフランスパンです。

手前茶色の紙袋が「コムギヤナカシマ」の「バゲット」180円(税込)です。

奥の白い紙が引き算」のフランスパンで、「バタール」280円です。

 

断面を見てみます。

「コムギヤナカシマ」のバケットと比較すると「引き算」のバタールのクラム(内側)には気泡がたくさんあり、荒く見えます。

実際に食べてみました。

見た目通り「引き算」のほうが、バタールであるにも関わらず、「コムギヤナカシマ」のバケットよりも固いです。また「引き算」らしく小麦の香りが強いです。いろんな意味でハードなフランスパンです。対して「コムギヤナカシマ」のバケットはバゲットなのに比較的ソフトで食べやすいですね。日本人うけするフランスパンだと思います。

トーストしてみると「引き算」のフランスパンの小麦感はぐっと香ばしくなり美味しくなります。

そのまま食べるなら「コムギヤナカシマ」、トーストするなら「引き算」と言った感じですね。

ぼくの好みは「コムギヤナカシマ」です。そのまま食べてより美味しいのは大きなアドバンテージです。

あんバターフランス対決

あんバターフランス対決です。

あんことバターの組み合わせを考えた人はセンスありますよね。ぼくは大好きです。

では早速比較します。

左が「コムギヤナカシマ」「米粉のあんバター」180円(税込)です。

右の白い紙が引き算」「あんバターフランス」240円(税込)です。持った感じは「引き算」はずっしりしています。

では断面を見てみましょう。

一目瞭然ですね。「引き算」の圧倒的ボリューム!

これは見た目は「引き算」にそそられる人が多いのでは?と推測します。

実際に食べてみます。

あれ・・・予想と違う・・・

結論から言います。「コムギヤナカシマ」のほうがぼくは好きです。

なぜか?あんバターフランスには「あんこ」と「バター」がサンドされていて、どちらも重めの食べ物ですよね。「引き算」のようにボリュームがあるのは、それはそれでいいのですが、「あんこ」と「バター」の主張が強すぎます。あんこでドーン!バターでドーン!みたいな感じです。その点「コムギヤナカシマ」のアンバターは「パン」「あんこ」「バター」のバランスがとてもよく絶妙です。飽きずに食べれます。米粉のもちもち感はあまり感じませんでしたが美味しいですね。

おそらくどちらのパンも美味しいので単体で食べれば、満足できるクオリティです。しかし、その場で比較すると好みもあるでしょうが、優劣がつきますね。

余談ですが、大分県であんバターフランスを食べるのであれば「Pan Lozio」もオススメです。

まとめ

今回「引き算」「コムギヤナカシマ」の「ハードパン」の比較をしました。

個人的には「コムギヤナカシマ」が「ハードパン」においては一歩リードといった感想です。やはり「ハードパン」がウリでしょうから「さすが」といったところです。

しかいsこれはぼくの感想ですので、気になる方は食べ比べをしてみるのも楽しいですよ。

 

 

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