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brew(ブリュー)とは?
缶詰メーカー「味の加久の屋」(青森県八戸市)、清酒メーカー「あさ開」(岩手県盛岡市)、青森グルメのセレクトショップ「ためのぶストア」(青森県弘前市)の東北の異業種3社が共同開発したグルメ缶詰、それが「brew」シリーズです。
商品ラインアップは以下の3種類
- 「brew ウニ入りホタテマヨネーズ」(内容量70グラム、648円)
- 「brew 青森シャモロックのアヒージョ」(内容量65グラム、799円)
- 「brew いわしの和風マリネ」(内容量75グラム、486円)
味の加来の屋の田名部光彦さんは「酒かすを使うことで日本酒に最適な味に仕上げた。そのままでもおいしいので、忙しく働く女性でも手軽に日本酒バル気分が味わえる」と話す。
引用:https://kanzume.news
なるほど・・・酒粕にフォーカスをあてた缶詰なんですね。新しい・・・日本酒とのマリアージュを狙った缶詰・・・
これは試さずにはいられないということで、3種類すべてのレビューをしていこうと思います。
商品説明+レビュー
実際に食べてみた感想です。楽しみです。
ウニ入りホタテマヨネーズ
パッケージです。
原材料を見てみると、かなり酒粕の割合が多いです。
ウニ、ホタテ、マヨネーズの組み合わせは美味しくないわけがないですよね。
では開けてみます。
一応、ホタテを使用していますので、酸性パーチ(白色の紙)で保護されています。
食べてみた感想です。
やはり、ウニとホタテとマヨネーズの組み合わせは外さないですね。ホタテの食感とウニの風味はあるにはありますが、マヨネーズの割合が多く、そのまま食べるよりはバゲットなどにデイップして食べるほうがよさそうです。
ということで、デイップしてみました。
これが王道の食べ方ですね。素直に美味しいです。
brewシリーズがこだわる酒粕自体はほんのり感じる程度で、特別オリジナリティがあるわけではないですね。
日本酒とのマリアージュを考えたときに、この商品は比較的甘めの味付けのため辛口の冷酒なんかが合うのではないでしょうか。
でも正直なところ、バゲットにベストマッチするので白ワインのほうが相性は良いのではないかと思いました。
評価です
青森シャモロックのアヒージョ
青森シャモロックとは、青森県畜産試験場が20年の歳月をかけて交配した高品質な地鶏です。全て平飼い(放し飼い)で、一般のブロイラーの2倍の期間をかけてじっくりと育てます。
奥深い味わいで濃厚なダシが出るほか、ピアノ線のごとき繊細な食感が特徴で、市場からは名古屋コーチン、比内地鶏と同等の評価を受けています。また、宮内庁管轄の御料牧場へひなが出荷されている唯一の地鶏でもあります。 引用:https://syamorock.jp
青森シャモロックは素晴らしい地鶏です。この青森シャモロックの缶詰なら期待大ですね。
パッケージです。
味付けはとてもシンプルですね。
しかし、オリーブオイル、にんにく・・・かなりイタリアンよりですが、日本酒とのマリアージュは大丈夫でしょうか・・・?
では、開けてみます。
あれ・・・これほとんど、胸肉じゃないですか・・・見た目からパサついています。
実際に食べてみます。
・・・これは残念ですね。
予想通りパサついています。胸肉で美味しい缶詰ができるわけないでしょう。サラダチキンなんかならまだしも・・・青森シャモロックの旨味どうこうの話じゃなく食材と調理法を勉強してほしいです。
モモ肉は需要が多いため、在庫処理に胸肉で缶詰を販売したのでしょうが、これなら商品化しないほうがいいです。よっぽど100円ほどの焼き鳥缶詰のほうが美味しいですね。
当然評価は当然1
これが799円・・・ちょっとリピートはないですね。
いわしの和風マリネ
マリネ風の缶詰なんてなかなかないんですよね。
パッケージです。
おからを使っているところがいいですね。
開けてみます。
甘酸っぱい香りがします。おからと甘酢が絡んで美味しそうですね。
では、いただきます。
あまい・・・これは少し味付けが甘すぎるのでは?酒粕のせいか、かなり甘さがしつこいです。
これに大吟醸なんて合わせたら・・・ちょっとぼく的にはナイですね・・・
もう少し甘さをお控えた味付けに改良されれば、なかなか美味しい缶詰だと思います。
評価は
まとめ
東北の異業種3社が共同開発したグルメ缶詰「brew」
しかしながら、日本酒とのマリアージュを考えている割に、実際は日本酒に合わせにくい印象です。酒粕を使用しただけで日本酒に合うようになるわけではないですからね。
もう少し改良の余地のある缶詰といった感想です。