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商品説明
缶つまsmokeシリーズから「たこ」400円(税込432円)のご紹介です。
商品説明には「たこを桜のチップでじっくりと香ばしく燻製にしました。柔らかくしっとりと仕上げたたこの食感と燻製の薫りをお楽しみください。」とあります。
楽しみです。
早速レビューです。
商品外観
ここで2つ気になる点があります。
①たこが中国産
やはり、中国の環境汚染は気になるところです。ネットの記事を一部抜粋すると「工場から排水された「重金属類」、農地から「農薬」が流れ、さらに「糞尿」などで海や川は汚染されている。これら有毒物質が魚や貝、エビなどの魚介類が体内に溜め込み・・・」とありました。ネットの情報すべてが正しいとは思いませんが、中国産に抵抗のある方は少なくないと思います。
②ミョウバンの添加
ミョウバンとは、硫酸カリウムアルミニウムのことで主に食品添加物などとして広く使用されています。用途は以下の通りです。
用途 |
主な対象食品 |
---|---|
膨脹剤(ベーキングパウダーなど) |
一部の菓子パン(メロンパンなど)、焼菓子(スポンジケーキなど)、揚げ菓子(ドーナツなど)、蒸し菓子(小麦饅頭など、蒸しパン)など |
色止め剤 |
漬物(ナスの漬物、シソの実漬など) |
形状安定剤(煮崩れ等の防止) |
魚介類(たこ、いか、くらげ、うになどの魚介類)など |
品質安定剤 |
野菜等(芋、豆、ごぼう、れんこん、栗など)の煮物 |
着色料 |
食品全般 |
このように私たちに身近な様々な食品に使用されているミョウバンですが、成分中にアルミニウムが含まれているため、人体への影響を懸念する声が多く上がっています。
特に、大人に比べて身体が未発達な子どもへの影響が心配されています。厚労省はミョウバンが私たちの生殖系や神経発達に悪影響を与えるとして、平成25年にはミョウバンの使用自粛要請を出しました。
アルミ二ウムに関しては、体重1kg、一週間当たり、2mgという摂取基準を設けると同時に、アルミニウムを含む食品添加物使用の自主的な低減化に向けて、関係各社へ働きかけると明言しています。
また、米国の食品医薬品局(FDA)においても、ミョウバンは食品添加物として認可はしていますが、大量の摂取した場合には”毒性を持つ”と明言しています。
僕としてはそこまで神経質になる必要はないとは思います。
しかし進んで摂取したくないのも事実です。この缶詰では、たこの荷崩れ防止に使用されています。
油は「大豆油」を使用しています。比較的安価です。
「大豆油」はオメガ6の脂肪酸でる「リノール酸」です。ヒトが体内で合成できない「必須脂肪酸」でもあり、ある程度は食材から摂取する必要があります。しかし、善玉コレステロールを低くしてしまうので、摂りすぎには注意するとともに、高品質なものを摂取することが大切です。
うーん・・・少し微妙な気持ちになりながら開けてみます。
商品としては美味しそうです。ではいざ実食!
評価まとめ
触感はとてもよく煮込んだたこです。
悪くはないですが、特徴があるわけでもありません。
味は燻製のスモーキーな香りがしますが、たこの風味が悪い意味で消えています。正直たこの良さがないです。
評価としては、原材料の不安要素、味や満足度から判断すると1に近い2です。ちょっとこれはオススメしにくい缶詰です。
★★☆☆☆
合う酒
ウイスキー、日本酒、焼酎