マルハの缶詰「かにみそ かに肉入り」のご紹介です。
希望商売価格は360円(税込389円)ですが、スーパーやドラッグストアでは300円位で売っています。
商品説明に「ずわいがに100%。 かにみそとかに肉をあえて、お酒に合うおつまみ珍味に仕上げました。 かにみそ増量(リニューアル前製品と比べ7%増量)」とあります。
かにみそって何かご存知ですか?wikipediaでは
節足動物や軟体動物の消化管の中腸に開口する、盲嚢状の器官。節足動物のものは、脊椎動物の肝臓に相当する栄養摂取にかかわる多様な生理機能と、膵臓に相当する消化液分泌機能をあわせ持つことから、肝膵臓(かんすいぞう)とも呼ぶ。軟体動物のものは消化腺の名称で呼ぶことが多くなっている。
日常の食生活で認識されるものとしては、カニのいわゆる蟹味噌、イカの塩辛を作るときに用いられるいわゆるワタの部分(ゴロ)などがこれに相当する。
とありますが、わかりにくいですね。
簡単に説明します。
牛や鶏でいう「レバー」と思ってください。脳みそじゃないですよ(笑)
ちなみにタラバガニはカニではなくヤドカリの仲間なので、かにみそが美味しくないだけでなく商品価値を低くしてしまうため(見た目が汚くなる)茹でる前に流水などで取り除かれています。
うんちくはここまでにしてパッケージです。
変色防止のためにリン酸塩が使用されています。
加工品にはよく使用されています。
リン酸塩の人体への作用は主に軟組織に石灰が沈着することです。胃、腎、大動脈に特に現れます。
しかし1日5~7グラム程度であればを長期間摂取したとしても有害な作用はみられなかったという報告がありますので、そこまで心配することではないです。
開けてみましょう
かになので酸性パーチに包まれています。
ではお皿に出してみます。
カニみそですね。写真では分かりづらいですが、かに肉がちらほら見えています。
ではいざ実食!
これは美味しいですね。
カニ味噌が苦くない。コクがある。かに肉の存在感もいい仕事しています。
少しウンチクですがたまに苦みの強いカニ味噌に遭遇します。原因としてはカニ類のミネラル成分1つ、ナトリウムが減少すると苦味が強くなると聞いたことがあります。要は海水(塩化ナトリウムを含む)ではなく、真水に長時間漬けると苦くなる可能性があるんです。
マルハさんは商品管理が良く出来ているのだと思います。マルハの海産物の缶詰は安定感があります。コスパを考えますと評価は高くせざるを得ません。
★★★★★
合う酒
日本酒、焼酎